06 御岳山

このページの情報は、2022年10月現在のものです

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基本情報

『御岳山』
みたけさん
東京都青梅市

御岳山標高929m

往復
「JR青梅線 御嶽駅」 ~  「ケーブル下」(終点)西東京バス乗車10分
「ケーブル下」 ~ 「滝本駅」徒歩3分
「滝本駅」 ~「御岳山駅」ケーブルカー乗車6分 

JR御嶽駅 ~ ケーブルカー滝本駅 ~ 御岳山駅 

始発のケーブルカーを目指して、御嶽駅からバスに乗ります
「御駅」と「御山」って、「たけ」の漢字が違いますね

駅名は常用漢字外「御」を用いているようですが、山の名前は常用漢字「御」を用いているようです。
でも、バス停には「御駅」って書いてある…。
日本語は難しい!!

ここがバスの始発で、終点のケーブル下まで、10分くらいで着きます。

バスを降りてから、ケーブルカー駅までの登り坂で息切れが… 傾斜がとてもきついです。

駐車場が道路沿いに並んでいますが、朝早いこともあって、駐車している車は少ないように思いました。
ケーブルカーに最寄りの突き当りにある大きめの2階建ての駐車場でも、まだ半分くらいしか埋まっていませんでした。

(帰る頃には、道路沿いの駐車場は満車。一番近い大きな駐車場で、数台が駐車場待ちをしていた状態でした。)

ケーブルカーは、スイカが使えるのだけど、往復券を買った方が割安…
片道 600円  往復 1,120円
どうしようか迷った挙句…
スイカを選択しました。
いざ改札が始まってみると、割と往復券を買っている人が多かったです。
スイカを使う人には、乗車記念のカードのようなものを配布してくれました。

始発は7時30分
次発は7時54分

ケーブルカーは、かなり年季が感じられました。
始発はほぼ満員。私達は立って乗車。
ケーブルカー滝本駅を出発し、御岳山駅へ。

御岳山駅の広場には展望台があり、売店もいくつかありました。
そして、まだ営業していませんでしたが、もう少しだけ上に登ることができるリフトがありました
このリフト、料金は100円くらい?
距離が短く、遊具感覚で乗れそうです😊

御岳神社

この日は10月下旬、紅葉が始まっていました。おそらく2週間後くらいがピークなのかな~なんて思いました。
きれいです!!

鳥居をくぐり、神社の方へ向かって歩きます。
ここは確か、山の上…
なのに、山の上に感じられないような民宿街を歩きました。

民宿街を抜けると、階段の連続。
階段は、きついですね~。
そして…「御嶽神社」

せっかく登ったのに、御嶽神社で折り返し。

「戻るよ~」

まさかの逆戻りで、登ってくるときに気付かなかった登山道入り口まで、石の階段を下りました。


七代の滝(ななよのたき)

【御嶽神社 0.4㎞  御岳山駅(ケーブルカー)1.4㎞】
【七代の滝 *急坂注意 0.6㎞】
【ロックガーデン(岩石園)1.0㎞  大岳山 3.9㎞】

この分かれ道で、七代の滝方面へ下っていきます。 

驚いたのが、この下り道、
これだけ下る、ということは、下った分だけ登らないといけないってこと… (-_-;)
山登りに来ていたつもりが、歩き始めてからそんなに時間が経っていないのに、長距離を下っていく感覚が、ちょっと不思議でした。

だんだんと水の音が近づいてきて…
何となく、土が湿っぽくなってきて…

「七代の滝」に到着!

大小8段の滝があり、見られるのは下から4段目。落差は全体で50mほどで、滝の上には天狗岩があります。
(青梅市観光協会ホームページより)

つまり、見られるのは滝の一部のようですね。
周りは滑りそうな石だし、この場所は滝の途中なわけであって…。
すぐ近くに細いくぼみがあり、滑落事故もあるようなので、気をつけなくてはならない場所です。

天狗岩


滝を見終えた後は、下ってきた分だけ、上に登ります。
木の根っこでできた自然の階段と、急な鉄製の階段!

いつも思うのだけど、こういうものを設置してくださる仕事をされている方って、本当にすごいと思う。
こんな山奥まで、鉄製の重たいものを運んでくれたのですから。
おかげで、ハイキングを楽しめるわけですから。
ものすごく、感謝感謝なのです~♬

しかし、この階段 どこまで続くの~
ヒーヒー

でも、登りが苦しかったのはこのあたりだけでした。

そして、「天狗岩」に到着。
この岩、登れるんですね。

トレッキングポールを岩に立てかけて置き、天狗のいる岩を登りました。
岩の上は、下から見ると岩肌が見えるのですが、上の部分は木の根っこが絡み合って岩を覆っていました。
急な部分には鎖があるのですが、木の根っこが階段のようになって足をかけられるから、するする登ることができました。
天狗は2体みつけられました。

登ってみて良かったです😊

「天狗岩」って、登った側と反対側の下から見るのが面白いです!
これが鼻のように見えて、「天狗」ということなのだと思います。


ロックガーデン

天狗岩を過ぎたら、「ロックガーデン(御岳岩石園)」です

ここ御岳岩石園は昭和10年に東京緑地計画にもとづいて、東京府(東京都の前の名称)がつくりました。天狗岩の背後から「綾広の滝」の上まで、約1㎞の間で渓流と露岩などを利用してつくった遊歩道です。
(案内看板より抜粋)

苔が広がっていて、確かに、お庭のようです。
大きな石がゴロゴロしている広い沢沿いに、緩やかな登りの傾斜面を歩いていくような感じで、楽ちん!
緑が広がり、沢沿いに森林浴が楽しめる、素敵な散歩道です。✨


水の中を覗き込むと…
イワナ?ヤマメ?
このあたりの水は透明度が高く、水のきれいさに心も浄化されるようでした!
こういうのって、写真を見るだけだと心は動かないかもしれないけど、実物を見ると感動します。

子どもの発表会とかでも、カメラは手にしていても、画面はほとんど見ないようにして、しっかりと自分の目に焼き付けてその時の感動を味わうのが1番だと私は思っています。(だから、後で映像を見るとブレブレなんですけど…)

そんなこんなで、生の感動をいろいろ堪能できるトレッキングは、楽しいです~!
すっかり、ハタラキモノくんの趣味の世界に引っ張られてしまった感じです。

ここは、お散歩コースとして、本当にいいですね~!
遊歩道 とはよく言ったもので、遊んでいるような素敵な歩道です。

それでも、息切れが… ちょっと、羊羹タイム!!

座ったところの真上に、きれいな紅葉が。
明るい着緑色の中に、オレンジ色の葉っぱは、とても美しい!!

「だからここで休憩しようって声かけたんだよ~!」


と偉そうに言ってみる。
美しいものを、無意識でみつける💗

疲れている時の羊羹は、最高です~。
いつもだったら、手軽に食べられるスポーツ羊羹なのですが…
今年の夏、3年ぶりの家族旅行で行った長野で買った(自分用の)お土産の羊羹。
激うまです~!
上質なものは、山の中だとさらに美味しい!!

栄養と休養をとって、いざ出発!!

あのさ~
いつ気付くかな~、と思って、しばらく放っておこうと思ったんだけど、面白すぎるんだよね~。

あ💦
またやっちゃった…。

ポールを置き忘れた…。

私と一緒にいる人を疲れさせてしまうことなのだろうけど、こういう私の失敗を笑いにしてくれる人をパートナーにした私はすごい!
見る目があるんですね~!!

僕がすごいのは分かってるから、忘れないように気を付けな~。

でも、こういうのは私だけじゃないんですね!!
天狗岩のところ、私達以外誰もいなかったのに、ポールが置いてあったんです。
だから、私の仲間はたくさんいると思います…。
仲間の皆さま、相方選びは大事です…(笑)。

広々とした休憩所もあって、素敵な遊歩道です!

綾広の滝

気持ちの良い遊歩道を進んでいくと、「綾広の滝」に到着!

鳥居があって、修行できそう… と思ったら、御岳山の宿坊の宿泊プランに申し込むと、滝に打たれることもできるようです。

天狗の腰掛杉

ここから少し登ると… 平らな道へ出ました。
さらに進むと…
天狗の腰掛杉
曲がっている部分に、天狗が腰かけて人々を見下ろしているそうです。


ここを過ぎると…

七代の滝方面の分かれ道に戻りました。
平坦な道になってから、あっという間にここにたどり着いたような感覚でした。
あんなに長い距離下っていて、「これは登るの大変そうだ~」とげんなりしていたんだけど、
七代の滝の隣の階段できつい登りがあったけど、あとは、遊歩道を少しずつ少しずつ登っていたんですね。
思ったよりも楽に登り切ったように感じました。

逆回りだと、どう感じるのかな…。

展望台

駅方面へ戻る道から少しそれて、展望台へ。

ここの展望台は、3段になっていて、下に降りられるようになっています。
このつくりは、多くの観光客が見込まれる場所として、なるほど!いいな~と思いました。
ある程度、周りを気にせず、端っこから景色を楽しめます。

ちょっとよく分からない日本語ですね💦
端っこにいると、景色を最前列で見られる、みたいな感じかな~。
おいしくおにぎりをいただきました!!

展望台の近くにはヘリポート広場があり、もしもの時にも、安心ですね。

ケーブルカー 御岳山駅

そして、時刻表に合わせてケーブルカーに行ったら…
「発車します」とのアナウンスが…
あれ? おかしいな…

混雑の時期なので、臨時便が出ていたようです。
この時期は、お客さんが多いのですね。
まだ午前中ですし。

臨時便が行ったばかりで、たくさん待たなくてはならないんだけど…。
ケーブルカー乗り場には、一番先頭にだけ待合のベンチがあるので、そこでのんびり座って待ちました。
つまり、ケーブルカーでも先頭に乗ることができて…。
景色も良好で、ケーブルカーの乗車時間も満喫できました!

いつか小田急ロマンスカーの先頭に乗ってみたいな~、なんて、ケーブルカーに乗っている時に思いました。

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